大阪で開催された支援教材・グッズ体験会「できるびより」に参加してきました!
2024年9月29日、大阪で開催された「できるびより」の支援教材・グッズ体験会に参加してきました。このイベントは、発達特性のある子どもたちに役立つ教材や道具を実際に体験できる貴重な機会でした。会場には、子どもたちが学習や日常生活で「できた!」という成功体験を得られるよう工夫された教材が多数展示されていました。
特に印象的だったのは、教材を手に取った瞬間に「これは子どもたちにとって非常に使いやすい」と感じたことです。感覚を刺激する教材や、視覚や触覚に訴えるアイテムなど、多様なニーズに対応する製品が揃っていました。
できるびよりとは?
「できるびより」は、子どもたちの「できた!」という成功体験を増やすことを目的としたブランドで、株式会社オフィスサニーが運営しています。今回の一般向けの体験会はクラウドファンディングの支援を受け、大阪で初めて開催されました。
≪できるびよりクラウドファンディングプロジェクト》「大阪府大阪市」で【できるびより支援教材・グッズ体験会】を開催します。|できるびより
展示されていた製品について
できるびよりが製造しているオリジナルの文房具や様々な文房具メーカーが製造している発達特性のある子ども向けの文房具なども展示・販売されていました。
書くのをサポートする「魔法のザラザラ下じき」
「魔法のザラザラ下じき」は小さなブツブツが加工されている下じきで書くときに滑らないようになっているので、正しい運筆の習得をサポートし文字書きに必要な運筆力を育てくれる下じきです。
大人向けのバージョンも発売されていました。
魔法のザラザラ下じきについて|できるびより
読み飛ばしを防止する「リーディングトラッカー」
「同じ行を何度も読んでしまう」や「いつの間にか別の行を読んでしまう」などをサポートするためのリーディングトラッカーで子ども用として「楽読み!しおり」やリーディングトラッカーの体験コーナーもありました。
楽よみ!しおりについて|できるびより
発達障害のある人の声を元に作られた「mahoraノート」
Ledesoneが開催している「ハッタツソンフェス」にも出演・出展していただいたことのある、発達障害のある人の声を元に作られたノート「mahoraノート」のシリーズも展示されていました。
発達障害の視点を取り入れた「mahoraノート」ができるまで|レデマグ
他にも様々な製品やグッズが展示
今回紹介した製品以外にも、数多くの支援教材や文房具が展示されていました。一般向けの文房具でも、発達特性を持つ子どもたちに役立つものが多く、広いニーズに対応していることを感じました。
最後に
今回の体験会を通じて、発達支援における教材の多様性と重要性を改めて実感しました。「できるびより」の教材は、発達特性のある子どもたちに「できた!」という達成感を提供するだけでなく、学習や日常生活をより楽しくするツールとして非常に有用だと思います。
また、一般向けの文房具でも、発達特性を持つ子どもたちにとって使いやすい製品があることに気づかされ、今後の製品開発において大きな可能性を感じました。
Tweet