発達障害がある当事者との共創プログラム

実施期間:2019年から毎年1回の頻度で開催
リンク:https://hattatuson.com/program/
ハッタツソンロゴ

実施概要

発達障害がある当事者と、そうでない方にチームになっていただき、社会の「目に見えづらい課題」に取り組んでいただく短期間の共創プログラムを毎年1回の頻度で開催しています。

ひとりひとりが過ごしやすい社会を実現するためのサービスや仕組みを、ともに考え、作る体験を提供します。最終日にはプレゼン発表の後、優秀なアイディアを表彰します。

発達障害のある当事者とそうでない方でチームを組みさまざまなサービスや仕組みのアイディアを考えていくことで見えづらい社会課題の解決を目指す

実施背景

発達障害や精神疾患をはじめとする「見えづらい困りごとや特性」にテクノロジーを活かしていくことで様々な社会の見えづらい困りごとを解決し、社会全体で生きづらさをなくしていくためのソリューションを生み出していくことができるのではないかという思いで2019年4月にはじめて開催した「ハッタツソン」。

現在では、発達障害の当事者との対話から、発達障害に限らず様々な見えづらい困りごとや特性を解決や活かすための仕組みを考えつくる場として共創プログラムを毎年開催しています。

又、現在ではテクノロジーだけにとどまらずカードゲームを活かしたアイディアなども生まれていってます

プログラムの特徴

①発達障害との共創による価値創出

インクルーシブデザイン

当プログラムでは、各チームに発達障害のある参加者が入り発達障害のある方とそうでない方で対話・共創を通じてアイディアの創出を行います。

発達障害との対話・共創を通じて見えづらい社会課題を顕在化し発達障害の有無関係なく使えるシーズやソリューションを創出します。

②ゲスト講師による講義

インプットトーク

プログラムの最初にインプットトークとして様々なゲスト講師を招いた講義を実施しています。

どのようにアイディアを考えるかやアイディアの仕組み化・事業化につながるフレームワークなどを講義で学びます。又、過去のプログラム参加者による事例紹介も行います。

③終わった後も実現化に向けて

社会実装に向けた取り組み

当プログラムで生まれたプロジェクトの一部は毎年実現化に向けて進んでいます。参加者自身がプログラムで考え創ったアイディアを社会実装に向けて取り組めるようにさまざまな形でサポートします。

ハッタツソン2019の様子
ハッタツソン2020ダイジェスト動画

ハッタツソン2019

第1回目の開催では、「発達障害ならではの生きづらさや課題感などにテクノロジーでアプローチする」をテーマに3日間のプログラムを行いました。

【開催概要】

開催期間:2019年4月6日〜4月8日
参加費用:無料
会場:billage OSAKA(大阪市中央区本町4丁目2番12号 東芝大阪ビル8F)

ハッタツソン2020

第2回目の開催では、「個の強みを活かす働き方」をテーマに3日間のプログラムを行いました。又、全てのプログラムをSlackやZoom、Google系サービスを用いて完全オンラインで実施しました。

【開催概要】

開催期間:2020年12月5日〜12月7日
参加費用:無料
会場:オンライン

ハッタツソン2021

第3回目の開催では、「「学校/教育」「働く環境」「日常生活」に関する見えづらい社会課題を解決する」をテーマに3日間のプログラムを行いました。又、今回も、全てのプログラムをDiscordやZoom、Google系サービスを用いて完全オンラインで実施しました。

【開催概要】

開催期間:2021年12月3日〜12月5日
参加費用:無料
会場:オンライン

ハッタツソン2022

第4回目の開催では、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」との共催で3日間のプログラムを行いました。今回は、全てのプログラムをSlackやZoom、Google系サービスを用いながら会場とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。

【開催概要】

開催期間:2022年11月12日〜11月14日
参加費用:無料
会場:QUINTBRIDGE(大阪府大阪市都島区東野田町4丁目 15番82号)