困りごとを起点とした事業アイディアの検討支援
クライアント:リコーITソリューションズ株式会社 実施期間:2023年8月〜2024年2月 |
実施概要
リコーグループでは、社内外からイノベーターを募り、リコーのリソースを活用した革新的なアイデアの事業化を目指すアクセラレータプログラム「TRIBUS(トライバス)」を行っています。
これに参加した、リコーITソリューションズ株式会社のチームが提案した新規事業企画のアイディア検証の一部をLedesoneで支援させていただきました。
実施背景
提案チームの中心である木田さんは、家族が忘れ物や持ち物管理に関する課題を抱えていることをきっかけに、この問題を解決するための新規事業を構想しました。
この構想は一次選考、社内ピッチを通過し、最終ピッチまで進むことになりましたが、そこで必要になったのが事業計画のニーズを裏付けるデータでした。ニーズを明らかにする数値データ及び当事者へのヒアリングを補充することが事業構想の具現化に必要な要素であり、この課題において、Ledesoneへの協力依頼をいただきました。
Ledesoneでは、当事者のニーズ調査(定量)とプロトタイプを使ったモニターリサーチの実施からアイデア検証の裏付けとなるデータ(定性)を集めさせていただくことになりました。
実施内容
「困りごと」に関する当事者のニーズ調査(アンケートとインタビュー)と、プロトタイプを使ったモニターリサーチによる価値検証を行いました。
アンケート調査
発達障害や高次脳機能障害のある方が普段どういった忘れ物の課題があるのか、又、どういった対策を行っているのかを把握するためのアンケート調査を実施しました。
インタビュー調査
忘れ物や持ち物管理に課題を抱えている当事者へのインタビューを行い、具体的な問題点を洗い出しました。これにより、サービスがどのように役立つかを明確にし、事業アイデアに対するフィードバックを収集しました。
事業サービス(プロトタイプ)の価値検証
提案されたサービスの価値を検証するために、実際のユーザーに対してプロトタイプを提供し、その使用感や効果を評価しました。調査設計やスケジュールのご提案もさせていただきました。
ハッタツソンフェスでの取り組み発表
今回のプロジェクトについては、ハッタツソンフェス2024でも、取り組み内容の発表をしていただいてます。
【参考記事】