2022年6月27日に教育評論社より出版された書籍「発達界隈通信 ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます」に弊社代表についてやLedesone(レデソン)のこれまでの取り組みなどを掲載していただきました。

書籍について

「発達界隈」――それは、Twitterなどのデジタル空間と、発達障害者の自助グループや当事者研究会など現実のコミュニティの全体を指します。発達障害は、ADHD(注意欠陥・多動)、ASD(自閉症スペクトラム)、SLD(限局性学習症)など、生まれつき脳機能の発達に偏りがある障害で、落ち着きがない、不注意などの特性から生きづらさを抱えている人が多くいます。

本書は、ドイツ文学者で、40歳のときにASDとADHDを診断された当事者でもある横道さんが、発達界隈の仲間27人にインタビューをした人気連載を一冊にまとめました。発達障害といっても、様々な特性があり、一括りできるものではありません。学校生活での遅刻や忘れ物の数々、人間関係のトラブル、アルバイトでの失敗、当事者のライフハック、自助グループでの救いなど、、、、、発達の凸凹がある、27人のリアルな姿が描かれています。(Amazon商品ページより引用)

著者について

横道 誠

京都府立大学文学部准教授。1979年、大阪市生まれ。
京都大学大学院人間・環境学研究科研究指導認定退学。文学博士(京都大学)。専門は、文学・当事者研究。最近は、余暇の多くを「発達仲間」との交流や自助グループの運営に充てている。
著書に、『みんな水の中――「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く! ――当事者研 究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる――発達障害者の世界周航記』(文藝春秋)など。