株式会社オカムラとの共催で「ハッタツソン体験ワークショップ〜これからの働く環境を考える〜」を開催しました!

発達障害の視点、経験、感性を活かして新しい商品やサービス、仕組みを考えるインクルーシブデザインワークショッププログラム「ハッタツソン」の体験ワークショップを、株式会社オカムラが運営する共創空間「bee」と共催して「これからの働く環境を考える」をテーマに開催しました!
今回は、2022年9月6日に開催したワークショップの様子をお届けします。
今回の会場:Open Innovation Biotope ”bee”
オフィス家具の制作・販売等を展開する株式会社オカムラの共創空間の一つ。大阪・京都・神戸とそれぞれの魅力溢れる三都が隣接し、商業の街でもありながら古くからの伝統・文化の根付く関西の地から、ミツバチ(=bee)が蜜に集まり仲間と共有するように、様々な人が集まり、自然にリラックスしながら新たなおもしろい発見が生まれる場を目指して共創活動を展開。
当日の流れ
今回は4名の発達障害のある当事者を含めた合計16名で、約1時間半のワークショップを行いました。

参加者のみなさんでの自己紹介の後、「あるあるカード」の中から自分にあてはまる項目に付箋を貼っていただき、具体的なエピソードをシェアする時間からワークショップがスタート。共通する困りごとについて盛り上がったり、体験したことのない困りごとについて熱心に耳を傾けるみなさんの姿が見られました。
今回は「働く環境」に関して、まずは参加者ひとりひとりが感じている課題について振り返りを行いました。課題をグループ内で理解し合い、その中に共通する項目からチームの目標を決めていきます。最初の「あるあるカード」での困りごとシェアから「理想の働き方」へとつながるお話をされていたグループも。

また、今回のワークショップでは以下のワークシートを初めて使用しました。予め項目を用意しておくことで、書き込みながら振り返ることができます。


参加者の声
当日は、企業の新規事業開発やデザイナー・人事担当の他に学生やフリーランスの方など様々な方にご参加いただきました。参加者の感想を一部ご紹介します。
発達障害について、リアルな声と共に学べたのがよかったです。
40代 会社経営
発達障害の方とのワークショップは心理的安全性があると思った
30代 会社員
又、参加者の方にもイベントレポートを書いていただきました
株式会社オカムラ担当者からのコメント
とにかく参加者のみなさんが楽しそうなのが印象的でした! いい意味で軽くフラットにお話されていて、お互いを理解し合うのが楽しそうで…時間が足りない場面がたくさんありました。(笑) それもこれも、ハッタツソンに通底された、「マイノリティの感性は確実にマジョリティにとって役に立つもの!」というこれまでの裏打ちと、安心感による場づくりだからこそと思いました。 今回beeに寄せて「働く」観点からワークショップを実施頂きましたが、本当に働く場面でも役立つアイデアがたくさんあると感じました。 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!!
岡本 栄理 氏
株式会社オカムラ
WORKMILL コミュニティマネージャー
※所属・肩書きは開催当時のものです
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